勧工寮葵町製糸場図面3D化プロジェクト学生チーム

東京農工大学科学博物館で行っている、明治初期の製糸工場図面を3D復元するプロジェクトです。

勧工寮葵町製糸場図面3D化プロジェクト学生チーム プロジェクト報告会終わりました!

9月28日に、葵町製糸場復元クラウドファンディングの報告会が行われました。

 

来てくださった方ありがとうございました!

 

 

学生チームは、解釈班の3人、機械システム工学科のCAD演習チームの1人による発表をしました。

出資者の方との懇親会では、プロジェクトへの思いなどをたくさん聞いたり、私たちの活動についてもより近くで話すことができ、楽しかったです。

 

また、私たちが手に負えなくてできなかった建物部分の復元画像を見流ことができました。作った方のお話を聞いて、建物部分の面白さも改めて感じました。

 

春からやってきた葵町製糸場復元プロジェクトは、ここで一区切りということになります。目標にしてきたこの報告会で、繰糸台の復元データや、図面の解釈についてご報告することができて、嬉しい気持ちとともに、ホッとしました。

これからセカンドゴールに向けて、まだ解釈しきれていない部分を明らかにし、3D化に取り組んでいきたいと思います。

 

応援してくださった皆様ありがとうございました。

これからの学生チームの活躍もご期待ください!

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図面解釈班による発表①

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図面解釈班による発表②

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CADチームによる発表

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報告会の様子





 

 

勧工寮葵町製糸場図面3D化プロジェクト学生チーム プロジェクト報告会

9月28日(土)に、葵町製糸場復元プロジェクトの報告会を行います!

【2019.9.28】勧工寮葵町製糸場図面3D化プロジェクト報告会 – 東京農工大学科学博物館 | Nature and Science Museum, Tokyo University of Agriculture and Technology

 

4月から本格的に始まったこのプロジェクトのひとまずの集大成です。

私たち学生チームは、図面解釈班、機械システム工学科の3D CAD班による発表を行います。ブログではお伝えしきれなかった、私たちの活動の様子、楽しかったことや苦労したことについてたくさんお話しできればと思います!

 

ご興味のある方はぜひ越しください。お待ちしております。

勧工寮葵町製糸場図面3D化プロジェクト学生チーム 旧富岡製糸場セミナー・ワークショップ

8/31,9/1に開催された、旧富岡製糸場セミナー・ワークショップに学生チームから2名参加しました。

1日目は富岡製糸場の歴史や、文化財の保存についてのセミナーを受講し、製糸場の見学をしました。

富岡製糸場と葵町製糸場は同時期に作られたこともあり、似ているなと思うところ、違うなと思うところが色々とありました。

東京農工大学科学博物館で動態展示している自動繰糸機もあり、なんだか嬉しかったです。

 

2日目は建築や歴史を専攻している大学生・大学院生とともに、建物の測量や活用について考えるワークショップを行いました。普段の私たちの専攻とは異なり、長さを測るのも野鳥を描くのも苦戦しましたが、他の学生や講師の先生方とお話ししたり、農工大ではできない活動ができ、新鮮で良い経験となりました。

 

この経験を葵町製糸場復元プロジェクト活かしていけるよう頑張ります。

葵町製糸場も富岡製糸場のように有名になったらいいなあ。

 

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修了証をいただきました!

 

勧工寮葵町製糸場図面3D化プロジェクト学生チーム 第16回 サマーフェスタ

農工大科学博物館で開催されたサマーフェスタにて、学生チームの活動報告を行いました!

発表コーナーに来てくださった方、発表を聞いてくださった方、ありがとうございました。

 

図面解釈班のパネル展示と、機械システム工学科3DCAD班の発表スラドの展示を行いました。

葵町製糸場や私たちの活動について興味を持ってくださる方がいらっしゃり、嬉しいです。

外部の方に発表し、お話しする良い機会となりました。

次の発表の際はさらにパワーアップした発表ができるように頑張ります!

 

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勧工寮葵町製糸場図面3D化プロジェクト学生チーム 第15回 レンガ部の解釈確認

8/10の活動では、東京大学鈴木先生、建物3D化のプロの方とともにレンガ部の図面解釈の確認、これまでの成果報告を行いました。

 

レンガでできていた煮繭台、煙道、煙突の図面解釈は、謎な部分が多く、解釈に苦労しています。

 

鈴木先生の助言で、図面の実物に押してある割印を合わせてみると、新発見が!!学生チームの間でも議論があった煮繭台や薪置き場の謎が一つ解けました。

また、私たちが図面を読み解く際に苦労しているのが、図面に書いてある漢字、メモ書きが読めないということです。これについても鈴木先生に読んでいただき、意味がわかって解釈が前進するという場面もありました。

 

有識者の方との話し合いにより、有意義な活動となりました。ありがとうございました!

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8月24日 東京農工大学科学博物館サマーフェスタに出展!

今回は活動記録ではなく、宣伝です!

 

8月24日に東京農工大学科学博物館にて行われるサマーフェスタで、葵町製糸場3D化プロジェクトの学生チームの発表を行います!

 

このプロジェクトで学生チームがこれまでどんな活動を行ってきたか、どんなことが明らかになったかについて、ポスターを展示します。

学生チームのメンバーが直接お話できる時間もあるかと思います。

ブログではお伝えしきれないこともあるので、お時間のある方はぜひ足を運んでくださると嬉しいです。

 

サマフェスでは、学生チームの発表以外にもたくさんの楽しいイベントが企画されています。

皆様のご来場お待ちしております!

 

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勧工寮葵町製糸場図面3D化プロジェクト学生チーム 第13回 煙道&煙突解釈、発表

7/20の活動では煮繭台からつながる煙道と煙突の図面解釈に取り掛かりました。

煮繭台と同じく、煙道と煙突はレンガ組みになっており、図面はレンガ一段一段のパラパラ漫画のようになっています。

煮繭台と同じように作ることができるかと思いきや、煮繭台と比べて物自体が大きく、省略されていると思われる部分があり、解釈が大変です。

他の図面を見たり、それぞれの知識やアイデアを巡らせて議論しました。

 

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